地域に根差した医療を目指して
◆旭匝瑳医師会 会長 福島 俊之◆
令和４年5月26日の一般社団法人旭匝瑳医師会定時総会、臨時理事会において、会長 に選任されました。旭匝瑳医師会は令和4年5月現在で9病院45診療所からなる会員数91名の一般社団法人で、創立115年を迎え私は32代目の会長となります。新型コロナウイルス感染症流行により、医療体制は大きな変化を余儀なくされております。中でも新型コロナウイルスワクチン接種には、旭中央病院･匝瑳市民病院の先生方をはじめ多くの会員の協力を頂き、行政（千葉県・旭市・匝瑳市・保健所等）との連携の大切さも痛感いたしましたが、これを機に互いの距離が近づいたのは大きな収穫であったと思います。
今後も地域医療のレベルを保ち、地域住民の皆様に対して良質な医療を提供しなければならないと考えております。そのためには会員の協力のもと、予防医学、介護も含めた医療連携･多職種連携、救急医療、研修活動等を行い、より一層、安全かつ高度な医療提供することが医師会の使命であると考えます。検診事業･学校保健事業･産業保健事業･介護保険事業･地域包括ケアシステムの推進、また、在宅医療にも積極的に取り組み、地域に貢献できる医師会として努力して参ります。
令和4年5月26日 旭匝瑳医師会 会長 福島俊之
